ダミーちゃん

こんにちは。スバル広報部の小宮です。
安全で安心できるクルマを作るために、
「衝突実験」はものすごく重要で大切なことのひとつなんです。
今日は衝突実験で重要な仕事をしている「ダミーちゃんたち」をご紹介します。

ヒャー!! ちょっと恐いですか…?
 
この写真を夜中に見てしまった方、すみません。
あなたの後ろに… ダミーが… いません。すみません。

さて、ダミーちゃん。
だだっ広い部屋に所狭しとたくさんいらっしゃいました。
クルマの衝突実験の時、大勢のダミーちゃんたちに囲まれて、
ほとんど1人で管理や治療(?)をしているのが、
この人、常世田(とこよだ)さんです。

 
小宮「衝突実験にダミーちゃんが必要なんですか?」
常世「衝突実験って、何のためにするのかというと、クルマを安全な乗り物にするため 
 の実験なんですよね。そのためには、万が一の事故にも
 しっかり備えておかなくてはいけない。人に安全なクルマを作るためには、
 さまざまなダミーを使って実験します。
 だから、ダミーはものすごく重要な存在なんです。」
小宮「へぇ。実際にダミーちゃんたちはどんなお仕事をしているんですか?」
常世「このダミーは、クルマ同士がぶつかってしまった時やモノに
 ぶつかってしまった時に、乗っている人にどれだけのダメージを受けるのか、
 実際にクルマをぶつける時に一緒にこのダミー人形を乗せます。
 そして、ダミー人形がダメージを受けないような安全なクルマに仕上げていくんです。」
小宮「なるほど。常世田さんは、どんなお仕事をされてるんですか?」
常世「僕の主な仕事は、ダメージを受けたダミー人形の皮膚を交換したり、
 骨を修復したりして、週に2体くらいのペースで元の健康体(?)に戻す作業をしています。」
小宮「皮膚!? 骨!? 健康体!?」
常世「ダミー人形って、限りなく人間に近くできてるんですよ。
 とってもデリケートで奥が深いんです。」
 
少しマニアックでしたか?
安全なクルマを作るためには、
ダミーちゃんたちは欠かせない存在なんですね。
このお話の続きは、明日またお伝えします。