スバルの素敵な仲間たち

こんにちは。スバル広報部の小宮です。
東京は、今日は朝から重たい雨が降っていて、
一段と寒いです。
昨日、私は久しぶりに会社帰りに
大人買いをしてしまいました。
のだめカンタービレ」のマンガ1巻から最新巻16巻まで、
一気に買ってしまいました。昨夜、テレビでは最終回。
見る前から気になって気になって…
電車の中で待ちきれずに最終回の話を先に読んでしまいました。
テレビでは、マンガの途中で終わってしまうんですね。
「最終回の内容を先に知っちゃったら、テレビで見ても面白くないでしょう?」
…いえいえ、私は大丈夫なタイプです。
家に帰って、テレビの最終回を見ましたが、
面白かったしものすごく感動しました!!
それからお風呂に入って、続きの話をマンガで読んで…
楽しい楽しいクリスマスの夜でした♪ 今日はおかげで寝不足です。
でも、雨にも負けず眠気にも負けず、テンション高く頑張ります!
 
さて今日は、決して忘れちゃいけないこの人たち。
スバルの縁の下の力持ち!
ステラを作っている工場の様子についてご紹介させてください。
先日取材に行って、群馬県の本工場に見学をさせてもらってきました。
長くなりそうなので、分けようかなぁと思います。
お時間ある時に読んでいただけると嬉しいです。
 
決してミスのできない緊張する現場で、
何百人といるそこで働く人たちの緻密な作業、
プロの技をまざまざと目の当たりにしました。
人ばかりでなくロボットもたくさんいて、
細かい動きで作業を的確に行なっているのを見て、
映画を観ているような迫力に目が離せなくなって、
しばらく見入ってしまいました。
気が抜けない、集中力のいる現場でした。
さまざまな作業をする機械やロボットに囲まれている職場なので、
作業をしたりメンテナンスなどするために
ロボットに近づいたりする場合は、
必ず「命のカード」を提示しておいています。
 
これは、万が一の事故も防ぐために、
「私が今ロボットに近づいて作業しているので、
動かさないでね」という存在カードなんです。
 
日頃私たちが目にするクルマは、当たり前ですが
もうすでに出来上がっているモノばかり。
元は、こんな風にロールで巻かれた鉄板から作られているんです。

このロール1本で重さ約10トン、クルマ約20台分の量があります。
クルマって、一体どうやって出来るのか、
流れとともに簡単にご説明します。
最初に見学したのは、このロール状になっている鉄板を
クルマのボディとなる部品の形にするプレス課。


1つのクルマに対して、鉄板をプレスする型は約100種類もあるんです。
プレスをする時少しのホコリやゴミでも変形してしまうので
そうならないように、また大きな機械で
ガッシャンガッシャン作業しているので、
事故がないように細心の注意をして、かなり集中力のいる仕事です。
 
次は、ボディ課へ連れて行ってもらいました。

ボディ課の左から佐藤、金子、正田、谷口です。
ここは、プレス課で形になった部品を溶接して組み立てをする場所です。
 
人もいますが、大きなロボットがゴロゴロと。
後で聞いたら、ロボットが300体もいるとか。
このロボットたちの動きといったら、凄い賢いんです。
システムでプログラムされて動かされているので
当然なのはわかるんですが、複雑な動きをなんなくこなしていて、
ずっと見ていたい衝動にかられました。
見学者はお気楽で、当然仕事をここでしている人たちが
読んだら怒られそうですが…。
ラインで流れてくるモノを次々に作業していって、
1台出来るまでにかかる時間は約3時間かかるそうです。
 
次に訪れたのは、ペイント課。金子と北村です。
 
ボディ課で組み立てられた車体を、塗装する場所です。
塗料がハゲたり、サビたりしないように3回に分けて塗っていきます。
こんな格好をさせられました。

ペイントする時、ホコリやゴミ、髪の毛などがあって
一緒に塗りこんでしまうと、きれいに取ることができないんです。
女性であれば、マニキュアのような感じ、って言えば
想像しやすいのではないでしょうか。
ですから、作業場所に入る時には必ずこの服を着ます。
さらに、両側から吹かれる風によって、
服に付いているホコリやゴミなどを吹き飛ばすトンネルをくぐる。

ものすごい厳重なチェックです。
 
これは、皆で何をしているところかというと、
ペイントされた車体の最終段階で品質チェックをしているところです。
ホコリやゴミ、傷や凹みなどがないか、
めちゃめちゃ明るい部屋で目を凝らして細かくチェックしています。
彼ら、ほんのちょっとの傷でも見逃さないんです…
プロの技を見た気がしました。
1台分を決められた時間で隅々までチェックするって、
ものすごく難しそう…。
 
最後に見学させてもらったのは、トリム課。
字面的にはドリカムみたいですが、違います。

藤掛と岩下です。
ここが、最終工程になります。
きれいに塗られた車体に、エンジンとかステアリング、
シートなどなどの部品を取り付けていく場所です。

部品の数は、約1300点。
ラインで流れてくる車体にチームプレーで部品を取り付けていきます。
とっても広い部屋で、車体が次々と流れている中、
皆ものすごい速さで正確に部品を取り付けていました。

何より、経験がモノを言う部署だそうです。
確かに経験がないと突然やれと言われても、
このみんなの速さには付いていけません。

「1人抜けたら出来ない作業だろうなぁ。
突然トイレ行きたくなったりしたらどうするんだろう…」
思わず余計な心配をしてしまいました。
この部屋でとっても気に入ったのは、この搬送装置。
 
部品を載せて、トコトコと部屋の外も中も走っていました。
なんだか愛らしくて、つい魅せられてしまいました。可愛かったです。
 
出来上がったクルマがちゃんと動くのか、
組み立てた後にたくさん検査をしていて、
まだまだ書きたいことがたくさんあるんですが…
どうやって、この原稿を短くしようと悩んでいたら、
部内の者が教えてくれました。そうでしたすっかり忘れていました、
わかりやすく説明している“クルマが出来るまで”。
絵や動画で簡単に説明しています。
私はかなりかいつまんで説明してしまいましたが、
興味のある方はぜひコチラご覧になってください。
http://www.fhi.co.jp/child/index.html

はぁ。かなりの長文になりました。
読んでくださった方、どうもありがとうございました。
お疲れさまでした。
それでは、今日はこのへんで。