凍りつく「環境実験室」その1

こんにちは。スバル広報部の小宮です。
今朝、電車の中で浴衣を着ている女性を見かけました。
デパートなどでも浴衣や関連グッズのコーナーが
にぎやかになってきた気がします。
きれいに着こなしている方を見ると
つい見とれてしまいます。素敵ですよね。
着物や浴衣を着るのは好きで毎年機会を作って着ています。
着るとぴしっと身が引き締まる思いがします。
着物って涼しげに見えませんか。
でも、実は女性の場合ウエストにメリハリがあったり
胸が大きい人は似合わないとされているので、
タオルを巻いてずん胴にしたり胸をつぶしたりと、
意外と着物の下は厚着なんですよね。
ちなみに、私の場合はそんなに厚着ではなく、
素材を活かして着られるところが嬉しいようなさみしいような…。
 
さぁ、今週最後のステラは、暑い夏でも鼻毛が凍るほど寒い、
いや痛い(?)部屋「環境実験室」についてお伝えします。
クルマに乗っていただく場所や地域によって気候はさまざまです。
お客様にお届けするクルマは、あらゆる気候でもちゃんと安全で、
そして安心して乗っていただけるものでないといけません。
そのための大切な実験を行なう場所が、ここ「環境実験室」。
群馬にあるスバルの製作所に取材に行ってきました。
 
この日は、マイナス30度の環境を実験室で再現してもらい、
自ら体験してきました。マイナス30度ってどれくらいの寒さかというと、
北海道でも年に1度あるかどうか、といった感じらしいです。
ちなみに家庭にある冷凍庫の温度が平均マイナス20度弱だそうです。
この日の外気温は29度。その差は約60度もありました。

今回取材に協力してくれた実験部の石川と正谷です。

「1日何度も寒い部屋と暑い外を行ったり来たりすると、
体が温度調整できなくなってものすごく体力消耗するんだよ」と言ってました。
確かに半日いただけですが身にしみました。とてつもない寒さでした!
 
まず中に入らせてもらうため、南極観測隊と同じ素材を使っている
防寒着と軍手を借りました。準備完了です。

そして、よくテレビで魚河岸の様子でをやっている時に見るような、
頑丈な2重構造になっている扉を開けて、薄暗い部屋の中へ。
入った途端、あまりの寒さに鼻の中がゴワゴワっとしてものすごく痛い!
…鼻毛が凍りました。さらに息をすると気管も寒い!
まだ1分も経っていないうちから体が震えて、カメラのシャッターを
押すのも一苦労という有様。恐るべし環境実験室!

ここでいろいろと実験してきました。
たくさんの「へぇー」がありました。
来週細かくお伝えします。
 
明日から3連休の方、多いと思います。
素敵な休日をお過ごしください。