ツイスト実験

こんにちは。スバル広報部の小宮です。
電車がいつもより空いてるなぁと思ったら、
学生の方たちは、夏休みなんですね。
気づくのが遅すぎました…。
そんな中、今朝セーラー服の学生を数人電車で見かけました。
部活の試合に行くようです。
私は中学、高校と制服はセーラー服でした。
セーラー服って見た目よりはるかに暑いんです。
ブレザーだと「暑い」と思ったらジャケットを脱げるけど、
セーラー服は脱げません。
さらに、肩と背中に垂れているセーラーの部分がこれまた暑い!
暑かったなぁ…と、彼女たちを見ながら
思わず当時を懐かしんでしまいました。
 
さぁ、今日のステラは、シートについてパート2をお伝えします。
クルマのシート、皆さんはどんなシートだと嬉しいですか?
私は、まず座り心地が良くて疲れないこと。
さらに、シートの触り心地が良いこと、です。
でもシートって、実はそれだけじゃだめなんです。
出来上がるまでの話を聞いて、何より驚いたのは実験の多さでした。
確かに考えてみると、シートってクルマの中で乗る人の一番近い部分。
ということは、それだけ乗る人を守れなければいけないんですよね。
だから、法令などで決まっている実験、社内で決めている実験、
細かい実験に全部クリアできなければならないということで、
その実験の数は、細かいものを入れると数百種類あるんです。
実験リストを見せてもらって数えようとしましたが、
その膨大な数に途中で挫折しました。
シートのフレームを大荷重で引っ張る強度実験、耐久性の実験などなど。
その実験の中の1つをご紹介します。
 

これ、何だかわかりますか?
シートがへたったり、表皮が破けないか実験しているんです。
お尻に見立てた機械が、人間と同様に布を身に着けて、
シートに「立って→座って→ねじって→立つ」という動作を、
ひたすら続けています。
シートの一部分だけではなくて、シート中をまんべんなく。
通称「ツイスト実験」。
どれくらい続けるか、というと、1つのシートに対して、
1分間に約200回の速さで、朝から晩までこの動作をしている…
きっとすごい回数なんだけど、どれくらいすごいのか想像しにくいですよね。
やっているところを見せてもらったので
数えてみようかと試みましたがだめでした。
目にも止まらぬ速さで動いていて、全く数えられませんでした。
とにかく、どんなに触り心地の良い表皮でも、
この実験をして表皮が破けてしまったりするようだと、
シートの表皮として使えないので失格。
合格までの道のりはなかなか険しいんですね。
スバル車のシートはこういった実験全部をクリアしなければならないんです。
今のステラのシートもちろんクリアしてますです。
私はステラのシートの触り心地と座り心地、とっても気に入ってます。
機会があったら、ぜひお近くの販売店で触って座ってみてください。
それでは今日はこのへんで。また明日。