4輪独立サスペンションについて

こんにちは。スバル広報部の小宮です。
今週最後の金曜日の東京は、
厚い雲が空一面に覆って眠気を誘うくもり空です。
今夜は“満月”なのに見れないかもしれません。残念!
毎週金曜日にご紹介している、明日のFMラジオ
SUBARU OFFTIME CRUISE』は、
(毎週土曜日AM10:00−10:25/TOKYO FM系列36局ネットで放送中)
北海道十勝の自然をたのしもう! 熱気球体験&美人温泉。
さらに間宮有希さんが先週行なった、ラリージャパンコースの
体験試乗をリポートしてくれるそうです。
 
ところで皆さん、
「泣きたくなるほど感動した心に残る素晴らしい景色」ってありますか?
私にとっては「熱気球に乗って眺めた景色」は、泣きたくなるほど感動しました。
10年ほど前ですが、友人とオーストラリアに旅行に行った時に
初めて気球に乗りました。気温が低い時間帯でないと気球は上がらないので、
朝日が昇る少し前に飛んで朝日が昇るところを気球に乗って眺めました。
自然の音をあれほど鮮明に聴いて、心が震えるほど景色に感動したのは、
生まれて初めての経験でした。草原を走るカンガルーたちの足音、
川を流れる水の音、風で揺れる木々の葉の揺れる音、
ゆっくり流れる時間の中を同じ速さで気球が飛んでいく…
10年経った今でもあの感動は忘れません。
気球から眺める北海道の景色も素晴らしいんでしょうね。
明日のラジオ、お時間あったらぜひ聴いてみてはいかがでしょうか?
 
さて今日のステラは、クルマを造る時、
スバルがオリジナルでとことんこだわっている特長のひとつ
“4輪独立サスペンション”についてお伝えしたいと思います。
文字の見た目が一見難しそうですよね。
「メカニズムなんて興味ないから今日は読まない」なんて
どうか拒絶したりしないでくださいね。
 
いつでも安定して快適に乗ってもらいたい!という思いから
とっても大切だと考えて、スバルが造っている
クルマ全車に取り入れている仕組みです。
これはどういうことかというと…
 
こういうことです。
私の席の隣に座っている同僚Sくんに手伝ってもらいました。

凹んでいるわけではありません。
くずおれているわけでもありません。
喩えてみたいと思います。
 
Sくんをクルマ、背中に乗っている犬、(仮に名前をシナモンとします)は、
クルマに乗っている人にたとえてみました。
両手と両足をそれぞれタイヤだと思ってください。
クルマは、4つのタイヤが地面に付いて走っています。
道路の路面状況って、自転車に乗ってもよくわかるかと思いますが、
凸凹が常に一定していませんよね。
それと同じで、4つのタイヤが走る道路は、
4つとも同じ路面状況とは限らないですよね。
そこをスムーズに走った様子をやってみたのが、上の写真です。
人間の手足のように4つのタイヤが独立して動くように造っています。

つまり、この手足がそれぞれ独立して凸凹をしなやかに吸収してくれるので、
安定した姿勢を保つことができるんです。
背中に乗ったシナモン(乗員)、快適そうでしょう…?
さらに、手足がしっかり踏ん張ってくれるので、
カーブした時でもクルマの揺れが少ないから安心です。
特に軽自動車は、レガシィなどの小型車に比べてクルマの重さが軽いので、
路面の高さなどの変化は乗っている人や、
載せている荷物などに影響が出やすいんです。
だからこそ、4輪独立サスペンションを軽自動車に取り入れていることは、
ものすごく重要だし大切だと思います。
いつでも安心して快適にクルマに乗りたいと思うのは、基本の基本ですよね。
軽自動車に乗っている人には特に嬉しい!と実感してもらえると思います。
興味のある方は、ぜひお近くの販売店などで、
ステラの“乗り心地”試してみませんか?
 
それでは、皆さん、素敵な週末をお過ごしください。また月曜日に!