外観の基本になったデザイン その1

こんにちは。スバル広報部の小宮です。
今日のステラは、ステラのデザインはどうやって出来たのか?
ということについてお伝えしたいと思います。
 
ステラの外観の基本になったデザインをご紹介します。


これを描いたのがこの人、デザイン部の高谷です。

小宮「ステラのデザイン画は、初めから高谷さんだけが描かれたんですか?」
高谷「いいえ、違います。先に進めていたプロジェクトが、
“よし。実際に発売しよう!”と正式にGOサインが出て、
“私たち若手のデザイナーからアイデアを募る”ということで、
『お母さんがお子さんと、また家族が毎日乗って使いやすいクルマ』を
デザインするようにオーダーを受けて、自分を含めて10人のデザイナーが
デザイン画を描きました。」
小宮「どうやって1人に絞っていくんですか?」
高谷「まず10人がいろんな方向から見たデザイン画を壁に並べて展示します。
それを見ながら関係部署の人たちと、どのデザインがステラのイメージと
合っているのか議論をして10人から3人に絞り込まれました。
それから、今度は実際に工業用の粘土で実物の1/4の大きさのモデルを造ったり、
CGデータを作成して、立体的に造ったらどうなるのか、
ものすごく大きいスクリーンに実物と同じ大きさで映し出して
関係部署の人たちやお客様に見てもらうんです。
それで最終的に、自分のデザインが選ばれました。とっても嬉しかったです!」
小宮「へぇすごく細かく審査されるものなんですね。でも、ステラのデザインは
2種類ありますが、このデザイン画は1種類ですね?」
高谷「そうなんです。デザイナーはアイデアを絵に描くまでが仕事ではなくて、
ここからが本番なんです。」

続きは、明日お伝えします。
それでは、今日はこのへんで。