ステラの色はどうやって決める?

こんにちは。スバル広報部の小宮です。
東京は、久しぶりの晴天になりました。
晴れた空を見るとなんだか嬉しくなります♪
こんなお天気とは裏腹に、今日は少し悲しい出来事がありました。
今日は、私の大好きな“月見バーガー”最終日!
終わるまでに絶対食べよう!と思っていたのに…
風邪が胃と熱にきてしまって、残念ながら今日はまだ、
胃が受けつけてくれなさそうです。
食べたいモノを食べられないなんて、悲しいです…。
やっぱり健康一番ですね。皆さんもお体には充分気をつけてくださいね。
では、気を取り直して頑張ります。
 
さて今日は、火曜日から続けているカラーのお話…
お待たせしました! 最終話お伝えします。
小宮「ステラの色はどうやって決めたんですか?」
相賀「まずは、色をある程度絞り込みます。
“これからはこの色が流行るよ”といったトレンド情報を
発信している専門のところからの情報や、
塗料製造メーカーさんからのお話、実際に売れているクルマの色などを
参考にしたり調査して決めています。
それから、実際にクルマに塗ってお客様に見てもらい、
お客様の声から最終的なステラの色を決めていきました。」
小宮「クルマで使っている塗料って、
どんな材料からできているんですか?」
相賀「塗料には大きく分けて2種類あります。鉱物などから採れる顔料と、
植物などから採れる染料です。クルマで使っているのは、
顔料と樹脂を合わせたモノです。顔料は、化粧品でも使っているんですよ。
ちなみに、染料は洋服などに使われています。クルマに使う塗料は、
船もそうですが、まず紫外線で焼けて変色しないこと、さらに、
酸性雨でも溶けないことを重要条件として、数ある業者から
厳しくチェックして完璧な塗料を選んでいます。」
小宮「クルマに塗る時に苦労された点はありますか?」
相賀「塗料の配合ですね。女性がつけるマニキュアと一緒です。
ツメにじかにマニキュアを着けた色と、下地を着けてからマニキュアを塗って、
その後トップコートを塗った時とでは、色味が違いませんか?
クルマも同じで、塗料を塗る前にサビ止めを塗ったり、発色させるために
グレーの下地を塗ったり、さらに、塗料を塗った後にトップコートも塗っているんです。
だから、そのグレーの下地と混じって塗料の色味が実際に出したい色と
変わってしまわないように、塗料の配合を調整しながら
最終的な色を決めていきました。」
小宮「マニキュアに詳しいんですね。塗られたりされるんですか?」
相賀「全くありません。」
小宮「失礼しました。」
 
ステラは、カスタムと合わせて全部で9種類の色がありますが、
こうやって色を決めていたんですね。私も勉強になりました。
それでは明日もお伝えします。それでは。